同棲を始めるにあたって、「部屋はどのくらいの広さがあれば良い?」「広い方が暮らしやすい?」「狭くても暮らしにくくない?」と疑問を抱える方も多いのではないでしょうか?
部屋の大小による暮らしやすさは人それぞれですが、「〇〇な方には〇帖がおすすめ」という基準を実際に2LDKで生活している私たちが解説します。
- 2LDKのおすすめの広さ
- 部屋の大小によるメリット・デメリット
そもそも1帖ってどくらいの広さ?
物件情報を見ていると○帖と書いてるけど実際の広さが分からないって方も多いかと思います。
2LDKの賃貸であれば基本的に「帖」「畳」の表記が多いです。「畳」は知っているけど「帖」て何?なんて方も多いかもしれませんが読み方は両方「ジョウ」で広さもほとんど一緒と覚えておきましょう。
※厳密には「畳」は地域によって多少異なります。
1帖(畳)=1.62㎡(平米)
1平米(㎡)=1m✖️1m
帖(畳) | 平米(㎡) |
---|---|
4帖 | 6.48㎡ |
6帖 | 9.72㎡ |
8帖 | 12.96㎡ |
10帖 | 16.2㎡ |
15帖 | 24.3㎡ |
2LDKの同棲は何帖がおすすめ?
人によって好みや金銭的にみてもおすすめは変わってきます。
「広い方が暮らしやすそう」と思われるかもしれませんが一概にそうとは言えません。
部屋の大小によってメリット・デメリットがあるのでそちらを参考に決めていただけたらと思います。
LDK(リビング・ダイニングキッチン)の広さの選び方は?
まずはリビングは何帖がおすすめか見ていきましょう。
8帖以下の場合
狭いとは感じますが、生活するのに不自由な事はほとんどありません。
「とにかく家賃を安くしたい!」というカップルには8帖以下がおすすめです。
9〜11帖の場合
2LDKの間取りで同棲するのに適しているサイズです。
私たちが生活している部屋も10帖ですが、同棲をする分には何不自由なく生活できます。
レイアウトも好きな様にでき、テレビ、テーブル、ソファを並べてもスペースが余るサイズ感になっています。
特にこだわりがない方や、間取りサイズに悩んでいるカップルは9〜11帖を選んでおけば問題ありません。
ですが、結婚を見据えていて子供ができたときの事を考えると、小さいうち(幼稚園児まで)は大丈夫ですが、大きくなってくると、少々窮屈に感じてくるので引越しが必要になるかもしれません。
12帖以上の場合
LDKに12帖以上の広さがあれば快適に生活できますし、子供が出来たときの事を考えても住み続けれる広さです。
ですが、家賃が高めに設定されている事が多く、部屋が広い分、光熱費も高くなるので注意が必要です。
9〜11帖の間取りと比べると、家賃光熱費含め平均で1.2〜1.5倍ほど上がります。
個室の広さの選び方は?
2LDKはLDK(リビング・ダイニングキッチン)と別に2つの個室があります。
この部屋の広さは何帖がいいのか紹介していきましょう。
4帖以下の場合
私の部屋も3.75帖ですが寝るだけの方なら十分なサイズで、ベッドもどのサイズでも置けます。
シングルベッドの場合だと、残り半分ちょっとのスペースが空くのでテレビや机を置けるスペースができます。
収納スペースが少なく、ものが多い方は収納場所に困る事が多くなりそうです。
4〜6帖の場合
軽くですが自分の好きな様にレイアウト出来、自分の部屋を作り出す事ができます。
趣味があれば趣味部屋にもできますし本棚を置いてもスペースが余ります。
ですが友人を呼んで部屋で軽くパーティをするとなったら狭く感じるでしょう。
6帖以上の場合
個室が6帖以上あれば文句は出ないでしょう。十分な広さがあります。
自分好みにレイアウト出来、友人を呼んで軽くパーティもできます。
ですが、エアコンを使う時期になると部屋が広い分、かかってくる電気代は高くなりがちです。
部屋の大小によるメリット・デメリット
ここまで〇〇な方には◯帖がおすすめ!と紹介しましたが、「LDK」「個室」共に大小によってメリット・デメリットがあるので紹介します。
大きい部屋のメリット・デメリット
メリット①広々としていてリラックスできる
広い空間のためリラックスできます。リラックスは、心や身体、美容など様々な効果が得られ、ストレスフリーな生活を送れるかもしれません。
メリット②レイアウトの幅が広め
広い部屋を生かして好きな様にレイアウトができます。
レイアウトの構図を調べてみたり、本を参考にして自分好みに作ってみるのも良いかもしれませんね。
メリット③子供ができても暮らし続けられる
子供ができたら3LDK?と思われるかもしれませんが、広めの2LDKであれば十分生活できます。
結婚も考えているならば、広い部屋も選択肢に入れてみてはどうでしょうか?
デメリット①家賃や光熱費が高め
もちろんですが部屋が広くなるほど家賃は高くなる傾向にあります。また広い分、光熱費も高くなりがちです。
せっかくいい物件に住めても、家賃の支払いに追われていては本末転倒です。自分たちにあった金額で考えましょう。
同棲カップルの家賃相場は2人の収入を合わせた額の1/4〜1/3と言われています。参考にしてみてください。
デメリット②掃除が大変
部屋が広くなる分、掃除する範囲も増えます。掃除苦手の方には大変かもしれません。
ですが掃除苦手の方でも掃除する頻度が少なくなりきれいに保てるコツを紹介していますので参考にしてみてください。
小さい部屋のメリット・デメリット
メリット①家賃・光熱費が安い
部屋が小さいほど家賃や光熱費は安くなる傾向にあります。
安く暮らしができる分、将来に向けての貯金や趣味、旅行など自分たちの好きな事にお金を使える為、大きなメリットです。
メリット②経済的でコンパクトな生活に
デメリットにもありますが小さい部屋だと収納が少ないです。
部屋をきれいに保ちたいなら、断捨離をしたり、不要なものは買わない様になり、コンパクトな生活になります。
そうする事で、必要なものしかいらない生活が身に付き、無駄遣いが減り、お金が溜まりやすくなる様になります。
家賃だけではなく、経済的にも良い影響を与えてくれます。
メリット③掃除が楽
部屋が小さいと掃除する場所も減るので掃除が楽になります。
掃除だけでなく片付け等もしやすく、苦手な方にはおすすめです。
メリット④コミュニケーションがよく取れる
部屋が小さい事でパートナーとの距離も必然と近くなり、コミュニケーションがよく取れます。
コミュニケーションをよく取れる事で、予定が立てやすかったり、ケンカ防止に繋がったりと、とても大切です。
コミュニケーションの場は大切にしましょう。
デメリット①収納の確保が難しい
部屋が小さい=収納場所も小さい、という傾向にあります。
クローゼットはほとんどの物件があると思われますが、入り切らないものが出てくると、他の収納グッズ等で余計部屋を圧迫してしまう事に繋がります。
ものが少ない人にはおすすめですが、ものが多い人は、断捨離等して少なくする必要があるので注意が必要です。
デメリット②家族や友人を呼びにくい
家族や友人を呼ぶには少し狭く、ゆっくりさせてあげられないかもしれません。
少人数であれば良いですが大人数だと十分なスペースがない為、注意しましょう。
自分たちに合った間取りで楽しい同棲生活を送ろう!
この記事では、同棲カップルのおすすめの帖数や部屋の大小によるメリット・デメリットを紹介しました。
どの様な広さがいいかはカップルによって様々です。
この記事で紹介した事を参考に、お互いに話し合って自分たちに合ったもの探してみてください。
楽しい同棲生活を送れる事を願っています。
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